駆け出し外資サラリーマンの投資日記

駆け出し外資サラリーマンの雑記

米国株投資、ビジネス、IT、マンガ、ライフハックに興味があります。自分の関心事や考えたことを書きます。


営業マンの方へ 「前振りの威力」をご存知でしょうか?

営業マンの方に向けて「前振りの威力」について書きたいと思います。

優秀な営業マンはお客さんに向けて自分の言いたいことを話しません。一方で新人営業マンや焦っている営業マンはいきなり自社商品や売り込みたい商品の話を始めたがります。この違いは雑談や本題に入るまでのアプローチトークといった前振りがあるかないかで、本論となるセールストークに対するお客さんが受ける印象が大きく異なります。前振りがない話と前振りがある話の違いを具体例を使って、説明したいと思います。

<前振りがない話>

営業マン:今の保険に150円プラスするだけでガンの保障をつけることができます。いかがですか?(本論)お客さん:今はいいかな。(断り文句)

<前振りがある話>

営業マン:今日は雨ですね。天気予報では降水確率50%でした。お客さんは降水確率50%だったら、傘を用意しますか?(前振り)お客さん:50%だったら、用意しますね。(前振りに対するYES)営業マン:ですよね。私もそうです。ガンになる確率も50%と言われています。雨が降るのとガンになるのだとどちらがお客さんにとってどちらが困りますか?お客さん:それはガンですね。営業マン:ですよね。では、仮に今ご加入されている保険に150円プラスするだけでガンに備えるとしたら、どうですか?150円といえばペットボトル1本分くらいですね。(本論)お客さん:それぐらいなら、良いですね。(合意形成)

 

いかがでしょうか?「前振り」があるかないかでお客さんの反応が異なるケースが多いです。

投資家目線とサラリーマン目線との違い

投資家は会社を外側から見た客観的な目線で、投資家はその会社が投資するに値するか否かを検討します。投資に値するか否かはその会社のビジネスモデル、競合他社への優位性、売上高、利益率、配当利回りなどを指標としています。

一方でサラリーマン目線は会社を内側から見た目線で、サラリーマンは給料、福利厚生、働きやすさ、成長できる、社風、ネームバリュー、上司と部下の関係性などを指標としています。

投資家としては会社に少ないコストで多くの利益を上げることを望みますが、多くのサラリーマンは自身の成果にかかわらず在籍年数に応じて給料が上がること(会社にとってはコストの上昇)を望みます。

このことから投資家が会社に求めるものとサラリーマンが会社に求めるものは合致しません。相反するといった方が正しいかもしれません。サラリーマン投資家はこの相反する目線を両方持ち合わせています。サラリーマンとしての自分を投資家目線でみると、どのように映るでしょうか?株式投資を始めることで自分を客観的に捉える良いきっかけになるかもしれません。

転職活動をする前に考えておきたいこと

働いていれば、一度は転職を考えたことがありませんか?転職活動を行う前に一旦立ち止まって考えておきたいことを紹介します。

転職したい理由は給料が上がらない、昇進が見えない、体がもたない、人間関係がうまくいっていない、転勤したくない、業務がつまらない、やりがいがない、成長ができないなど様々あると思います。

このような不安・不満を解消するには即行動も大事ですが、①不安や不満の解消は、果たして環境を変えるだけでできるのか?②転職するために必要な経験やスキルを現職で充分身につけたか?という2つの問いが一旦立ち止まって考えておきたいポイントです。

特に②の問いが転職の面談の場で必ず聞かれる質問の1つです。他人に自分の話を聞いてもらって、客観的なフィードバックをもらうことが必要です。フィードバックをもらった結果、現時点での経験やスキルでは、希望の業界や職種につくことが難しいことと感じることもあると思います。その際には今の会社で欲しい経験やスキルを得られる職種や部署に異動できないか交渉する、もしくは独学で勉強するなど様々な対策を練ることを考えてみませんか?転職するために身につけた経験やスキルによって現職の会社生活が改善され、転職しなくてもよいという道が見つかるかもしれません。

いかがでしょうか?目標を達成するためには何が必要で、何をするべきなのか逆算して現状を見つめ直すことは転職活動においても必要な考え方だと思います。※メンタルがやられそうな場合は立ち止まって考えている場合ではありませんので、即脱出しましょう。

株式投資も大事、一方でもっと大事な投資先もあるのでは・・・

株式投資は資産形成をする上で重要です。株式投資は他社への投資でキャピタルゲインインカムゲインという比較的短期にリターンが得られます。しかし、一方で株式投資より重要な投資先があると思います。

それは自分への投資です。株式投資に比べ、自分への投資は短期的にリターンが得られるものではなく、成果が見えずらいです。しかし、長期的な視点で考えると、自分への投資は株式投資を上回るリターンが得られると思います。具体的には昇進や転職等による収入のアップ、生産性の向上による自由時間の確保、自己肯定感の向上によるモチベーションアップなどお金のもちろんのことそれ以外の肉体的・精神的な充実感が得られます。

私は社会人2年目、3年目にビジネス本を200冊以上読みました。この読書経験を活かすのに1年以上かかりましたが、前職での業務はもちろんのこと転職活動時に効果を発揮しました。

部下とのコミュニケーションに悩める方へ

 部下とのコミュニケーションに悩んでいる方に向けてオススメのコミュニケーション方法とその勉強方法について紹介します。

部下とのコミュニケーションをうまく取れない理由は世代間のギャップ、感性の違い、性別の違い等と思ったりしませんか?(※思ったり、言いたくなる気持ちはよくわかります)

また、飲みにケーションと称して部下と飲みに行くことで交流を深めて、コミュニケーションが円滑になると考えていませんか?実際問題としては飲みに行く⇒親睦が深まる⇒コミュニケーションが円滑になるという論理はなかなか成り立ちません。その理由は上司と飲みにいくこと自体部下から嫌がられているケースが多いからです。嫌がるのは上司からの説教や昔の自慢話など聞きたくない、プライベートことをわざわざ上司と話したくないなどがあります。さらに、仮に親睦が深まったからといって上司と部下のコミュニケーションスキル自体が上がったわけではないので、根本的解決にはなりません。

コミュニケーションを問題としているのであれば、コミュニケーション自体のスキルを学ぶことが必要です。そのスキルを学ぶ題材としてはコーチングを学ぶことをオススメします。コーチングとは相手の対話によって、相手の自己実現や目標達成を図る技術です。(インターネット参照)コーチングを学ぶ第一歩として、オススメの良書があります。ヒューマンバリュー社が出している「コーチングの技術」です。非常に読みやすくさくさく進めることができます。部下と上司のやり取り2時間かけて部下や同僚と飲むことより2時間の読書を通してコーチングを学んでコミュニケーションスキルを伸ばすのはいかがでしょうか?飲み会費用を抑えられる上に、学んだことを次の日すぐに活用できる一石二鳥の方法です。

 

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一本足打法のサラリーマン生活の危険性とは

一本足打法のサラリーマン生活とは「仕事内容に大きな変化がなくルーティンワークであり、かつ収入源はサラリーマンの給与のみである生活」であると定義します。

このような生活スタイルは自分の担当業務がシステム等で代替可能になった途端に収入減、リストラ対象に上がりやすいというリスクを抱えています。さらに副業や副収入がないので、足りなくなった収入を補う術がありません。ちなみにホワイトカラーの仕事でかつ定型業務の仕事はAIやRPAの得意分野なので、特に注意が必要かと思います。

今後ITやデジタル技術の発展を考えると、サラリーマン収入に加えて副業で稼ぐ、投資等で副収入を作るといった収入源の分散化、もしくは持続的な成長を続けて代わりがきかない圧倒的なハイパフォーマーになるといったことが必要になってきます。自身で何をするべきか考えて、行動することがマストになってくる大変な時代に移行しつつあると感じます。

いかがでしょうか?①副業②副収入基盤の構築③圧倒的なハイパフォーマーへの道はどれも険しいと思いますが、日々の積み重ねを大事にしてきたいです。この中では②の副収入基盤の株式投資が一番身近で気軽に始められるのではないでしょうか。

 

 

就活で必ず聞かれる志望動機をわかりやすく伝える方法

就活の場で必ず聞かれる質問は、志望動機志望動機と自己PRの2つに大別されます。

今回は志望動機をわかりやすく伝える方法について書きたいと思います。

面接は短い時間の中でお互いを知らない者同士で話す場です。互いを知らないので、コミュニケーションを取ることは難しいです。話す側は相手にわかりやすく伝える工夫が必要です。

志望動機は①なぜその業界②その企業なのか③なぜその業務を志望するのかという絞り込みをかける構造で話すとわかりやすいです。青メガバンクを例に図で表すと下記のようになります。

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 実際の面接の場でよくあるのが、「志望動機は3つあります。1つ目は・・・」という流れで話すものがあります。この伝え方は言い方を間違えると、大きな失敗を生む可能性があります。具体的にいうと、志望動機の3つの線が交差する1点が青メガバンクであることを説明するパターンです。このパターンで人を納得させることは難しく、面接官が理解しずらいです。図で表すと下記のようになります。

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いかがでしょうか?絞り込み構造で話すとわかりやすく伝えることができます。話す際の注意点は「銀行を志望する理由は・・・で、銀行の中でもメガバンクを志望する理由は・・で」というようにいきなり説明するのではなく、「なぜ銀行を志望するのか、なぜ銀行の中でもメガバンクなのか、メガバンクの中でもなぜ御行なのかという順番でお話します・・・」というように話す順番と構造を先に伝えることです。前提を話さないとわかりやすく話しても伝わりづらくなることがあります。面接の際にはぜひ意識してみてください。