駆け出し外資サラリーマンの投資日記

駆け出し外資サラリーマンの雑記

米国株投資、ビジネス、IT、マンガ、ライフハックに興味があります。自分の関心事や考えたことを書きます。


【投資】日本株からの脱出


日本株から脱出することを決めました。

日本企業、日本経済に希望が持てないと感じるようになったからです。

私の保有銘柄の決算が軒並み悪く、減配されました。(総合商社を除いて)

経営の責任を負わずに、すぐに株主に痛みを与える姿勢が好ましくないです。

日本経済の舵取りにも大きな不安があります。

飲食や介護、工場といった肉体的負担がかかる割に給与が低い職種の人手不足を外国人労働者で埋めようとしていますが、それで人手不足の問題が解消されるとは思えません。治安の悪化等の新しい問題が生まれるリスクと考えられます。さらに、外国の賃金が上昇したら、日本で働いている外国人も母国に帰るので、残った人達で無理矢理穴を埋めて、労災事故につながるといったシナリオも考えられます。

さらに、日本の大企業の不正発覚やリストラの発表など今まで先送りにしていた問題が一気に噴出しています。先送りにしていた人は逃げ切って、後の人にすべて押しつける構図になっています。

ガイアの夜明けで放送され、話題になったアサヒビールパワハラ説教が日本の大企業の空気を表しているように思います。「お前、どれだけやってんねん。やってないねん。やれや。」とか根性論で人を追い詰めて、何の意味があるんでしょう。良いことを言っているつもりなのか、それとも後輩より優位な自分に酔っているでしょうか。どうすれば、売上が伸びるのかといった具体的な解決策を一緒に考えるのが、先輩の役割だと思います。恫喝するだけなら、小学生のジャイアンでもできることです。そもそも、売れない原因は営業現場だけにあるのでしょうか?私見ですが、良いものが売れないのであれば、マーケティングや営業に要因がありますが、あまり良くないものや商品のシェアがほぼ毎年同じものであれば、末端の営業マンがどうこうできる問題ではないと思います。

日本の根源的な問題は、人手不足といった労働者の不足ではなく、プロ経営者や高レベルな技術者のような気がします。

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