駆け出し外資サラリーマンの投資日記

駆け出し外資サラリーマンの雑記

米国株投資、ビジネス、IT、マンガ、ライフハックに興味があります。自分の関心事や考えたことを書きます。


労働者の立場から商品の値上げに対抗するためには


雪印メグミルクのチーズが値上げするそうです。値上げ幅は4~17%で、チーズ好きには少しきつい値上げではないかと思われます。材料費、運送費、人件費等の高騰ももちろんあると思いますが、値上げによる売上高・利益の上昇を狙ってのこととではないかと予想できます。値上げして、販売数量が変わらないのであれば、値上げ分だけ売上高、利益が増えます。それを見越して、値上げ発表後の雪印メグミルクの株価は上昇トレンドです。

消費者にとって値上げは辛いものがあると思います。会社から出る給料は変わらないのに、物価だけが上がっていくので、実質の所得は下がります。さらに、2018年10月に消費税が8%⇒10%に上がります。私見ですが、消費者の増税に便乗して、さらに値上げするもしくは内容量を減らすと予想されます。(過去、消費税5⇒8%になったとき、自販機の飲料が150円⇒160円に軒並み値上げされました。そして、現在も160円のまままです。)そうすると、今回の値上げと消費税の増税のタイミングの値上げにより2段階の値上げがあるかもしれません。

企業が値上げすれば、より好業績になっていくでしょう。しかし、企業が好業績になって主に恩恵を受けるのは、投資家、その企業の役員です。労働者の従業員にはなかなか還元されません。労働者の立場から商品の値上げに対抗するためには、値上げして利益が出そうな企業に投資して、キャピタルゲインインカムゲインの恩恵を受けることが必要ではないでしょうか?