駆け出し外資サラリーマンの投資日記

駆け出し外資サラリーマンの雑記

米国株投資、ビジネス、IT、マンガ、ライフハックに興味があります。自分の関心事や考えたことを書きます。


セブンイレブンと自給自足


私はここ数ヶ月セブンイレブンのある商品をずっとウォッチしていました。ある商品とはコールスローサラダです。食べやすい味と手頃な価格で重宝していました。しかし、ここ数か月コールスローサラダの量が減ってきているのではと感じていました。そして、つい先日その確たる証拠を見つけました。もともと113カロリーだったものが108カロリーになっていました。5カロリー分量が減っており、価格はそのままです。つまり、ステルス値上げというやつです。

私はそこで昔の四角い容器に入っていた時代のコールスローサラダは何カロリーであったが、インターネットで調査しました。すると、四角い容器の時代のカロリーは233カロリーであることがわかりました。ちなみに四角い容器の日付は2017年7月14日で、約2年前のものです。カロリーの変遷をみてみると、233カロリー⇒113カロリー⇒108カロリーと2年間でおよそ半分になっています。カロリーを抑えるために、ドレッシングを変えたといっても半分以下になっているのは正直どうなの?と消費者として思うところです。

しかし、セブンイレブンの考えもわかります。セブンイレブンは日本全国ほとんどの地域で出店しており、これ以上さらなる客数増加は見込めないでしょう。一方、上場企業であるため、永続的な利益の成長が求められます。売上=客数×客単価で考えれば、客数は今後人口減少に伴い減少していくなかで、売上を上げるためには客単価を上げていくしかありません。客単価を上げる方法は2つあります。①セット販売をする②高単価な商品を扱うです。コンビニを利用する人に②を促進するのは、困難でしょう。気軽に買い物できることがコンビニの良さであり、気軽な値段設定にすることが価格戦略として重要だからです。そうすると、①の方法で客単価を上げようとします。セット販売するためには、1つの商品では満足できないように量を減らすという方法が有効です。サラダを小さくすることで、サラダを2個買ってくれれば儲けものです。さらに、小さくすることで利益率も上がります。おそらく今後もセブンイレブンはどんどん値上げしていくでしょう。

そこで私はセブンイレブンの消費者という立ち位置からコールスローサラダを作る生産者の立場にポジションチェンジしたいと考えています。野菜を自家栽培し、ドレッシングを自作するということです。消費者でなくなれば、企業がいくら値上げしようとあまり影響がありません。野菜を自家栽培するといっても手間はかけたくないので、自動で決まった時間に水と肥料を提供してくれる簡単な機器を自作したいと思います。このような機器は既に売っていると思いますが、自作した機器で野菜が自動で作れるという未来にわくわくするので、来年から挑戦したいと考えています。