【Excelマクロ】VBAによる株の配当金で自動再投資(DRIP)の勧め
DRIPとはDivided Reinvestement Planの頭文字をつなげた用語です。
日本語では配当再投資で、配当金の代わりに株を自動購入する仕組みです。
サクソバンク証券ではDRIPの仕組みがあるようですが、現時点(2019/8)では国内のネット証券(マネックス証券、SBI証券、楽天証券)ではありません。
そこでVBAによる配当再投資の仕組みを考えてみました。
国内ネット証券の外国株式買付の手数料が引き下がり、手数料負けを気にせずに1株単位でも買付できるようになったという配当再投資の環境が整備されたことが背景としてあります。
また、VBAはパソコンにExcelがインストールされていれば、開発環境の準備なしで開発できるので、手間があまりかかりません。
銘柄としては、高配当かつ1株単価が安いYYY、HYEM、PFF、JNK、SRETといったETFだと配当日の度に自動再投資がしやすいと考えます。
実際のVBAの処理の流れは
①IEを開く
②ネット証券のURLを開く
③ID、パスワードを入力し、ログインボタンをクリック
④購入したい銘柄を入力
⑤買付をクリック
⑥買付条件(株数、買付単価、決済方法等)を入力・クリック
⑦発注
ということになると思います。
この①~⑦の処理を配当金が支払われる特定の日付(毎月25日等)に自動でマクロが起動するようにすれば、配当自動再投資の仕組みが完成します。
HYEMを購入して、配当自動再投資の効果を実証実験してみたいと考えています。
追伸
※投資は自己責任であり、当ブログでは特定の銘柄の売買を推奨しているわけでありません。